2009年11月19日

岡尾美代子の「Land Land Land」を読み、外国を旅した気分になる

部屋の片付けをする。
引き出しの奥にパスポートを発見するも、すでに有効期限が切れて久しいことに気づく。
海外旅行がすっかり縁遠いものとなってしまったことを実感する。

というわけで岡尾美代子の「Land Land Land」を読む、というより眺める。
「旅する A to Z」というサブ・タイトルが示すとおり、旅についてAからZまで岡尾さんがセレクトしたキーワードについての文と写真。

写真の大部分は岡尾さん自身の撮影によるものだがポラロイド特有の発色が眩しい。
とりわけロシア、北欧で撮影されたいくつかの写真は「夢の中のような」と形容したくなる美しさ。

写真とは結局のところ現実の断片でしかないのだが、時に極めて現実感を欠いたイメージを生み出してしまうことことに改めて驚かされる。

家にいながらにして外国を旅した気分にさせてくれる一冊。


Land land land―旅するA to Z
岡尾 美代子
ギャップ出版
売り上げランキング: 108833
おすすめ度の平均: 4.5
5 旅に出たくなる本
4 本の“たたずまい”がいい。
5 岡尾さんはJET SETTER
5 ポラロイドカメラが欲しくなる本
5 SWEET!





キャベツ頭の男

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posted by cyberbloom at 23:24 | パリ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評−その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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