2008年12月23日

ノエル Noël

12月である。
12月といえばノエル、すなわちクリスマスである。

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フランスのクリスマスというと、日本のお盆やお正月のようなもので家族で過ごすもの。
しかしクリスマスの前に、頭を悩ませるのがプレゼントである。
フランスでは、集まる家族それぞれにプレゼントを用意するものらしく、毎年のことだけにそれを選ぶのが大変だというわけだ。

というわけで街は買い物をする人々で賑わい、どこか慌ただしい。
日曜日はお店は基本的にお休みのフランスでも、この時期だけはお店を開ける。

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とはいえ、そういった落ち着かない街の雰囲気も夜になると一転する。
12月になると、街のいたる所でクリスマスのためのイルミネーションが灯るが、人気のなくなった夜の通りを飾る明かりは実に落ち着き払っている。

12月のフランスのイルミネーション、当たり前といえば当たり前だし意外といえば意外だが、毎年飾り付けは異なる。
前年、見応えのあった照明が施されていた場所を再び訪れてみても、何の飾り付けもなく真っ暗闇ということもある。
精神的にも物理的にも寒々しいことである。

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とはいえ、この時期、夜の街を散歩していて思いかもかけぬ場所に簡素ながらもなかなか魅力的な照明に行き当たることもある。
写真は周囲には観光名所も何もない14区の住宅街。
同じ場所に、今年はどのような照明が施されているのだろうか。




キャベツ頭の男

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posted by cyberbloom at 21:12 | パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | バーチャル・バカンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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