2008年11月01日

週刊フランス情報 27 OCTOBRE - NOVEMBRE 2 前編 ヴィトンの東京ガイド

「ルイ・ヴィトン」が「東京ガイドブック」
vuittonguide01.jpg■フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」から、東京版ガイドブックが発売される。高級ホテルや有名レストランが紹介される一方、カプセルホテル、銭湯、神田の古本屋といった庶民的な店も載っている。同じフランス発の「ミシュランガイド」とは一味違った、「ヴィトン基準」で選ばれているのだという。
■東京版ガイドブック「シティ・ガイド2009」が2008年11月1日に発売される。日本ではあまり知られていないが、ヴィトンはヨーロッパの32都市(09年版)とニューヨークのガイドも出している。掲載する店はスタッフが足を運び選んでいて、同じフランス発の「ミシュランガイド」とは異なる「ヴィトン基準」がユニークだと話題になっている。収集家のアイテムとしても人気だ。
■東京版で紹介されているのは、「ザ・リッツ・カールトン東京」「ザ・ペニンシュラ東京」などの高級ホテルや旅館、有名レストラン、人目につかない隠れた名園など。高級店が中心だが、「カプセルホテル」や江戸時代から続いている銭湯、神田の古本屋といった、庶民的な店も載っている。さらに、秋葉原の電気街や、欧米人に注目の「オタク文化」にもスポットを当てる。
■10月28日に放送されたフジテレビ系情報番組「とくダネ!」によると、紹介文もユニークだ。「カプセルホテル」はこんな風に紹介されている。「プラスチックやグラスファイバーでできたカプセルの中で寝る。このとっぴなアイデアはスタンリー・キューブリック監督の大作『2001年宇宙の旅』やリドリー・スコット監督の恐るべき『エイリアン』といったSF映画に出てくる未来派的カプセルを連想させる。日本では冒険ができない代わりに、こうしたカプセルでの冒険旅行を楽しんでいるのだろうか」
■一流ファッションブランドらしく、デザインもいい。高級感のあるダークブラウンの表紙には、ホテルのベルボーイがかつて、旅行者のトランクに貼ったステッカーを模したモチーフが描かれている。中身のイラストは、漫画家の松本零士さんが担当した。
■「ヴィトン・ガイド」はこの市場を活気付かせる効果ももたらしそうだ。フランス発のホテル、レストランのガイドブック「ミシュランガイド」が東京に初めて進出したのは07年秋。初版12万部が4日間で完売するというブームを呼び、ライバル誌も売上げを伸ばした。活気づくガイドブック市場の、08年の行方が気になるところだ。
(10月28日、J-CASTニュース)
□日本語版と英語版の2種類。価格は各4200円。ルイ・ヴィトンの店舗のほか、日本語版のみ紀伊国屋書店でも販売。

フランスで「源氏物語」ブーム
genji03.jpg■源氏物語千年紀の今年、最大200巻に及ぶ可能性がある江戸時代初期の「幻の源氏物語絵巻」が注目を集めている。絵巻の一部が相次いで見つかり、源氏絵研究に急展開をもたらしているのだ。ひとつのきっかけとなったのが昨年、フランスで出版された仏語全訳つき豪華本『Genji』。源氏絵研究の台風の目となっている。
■本は美術本で知られるパリのセリエ社が、7年がかりで集めた世界の源氏絵の中から520点を収録。全3巻480ユーロ(約6万円、写真上)の大著ながら、初版3500部を完売。この秋には普及版(写真下)6000部を出し、これも完売しそうな人気だ。
■企画したディアンヌ・ドゥ・セリエ社長は「フランス人が源氏物語の魅力に目覚めた」と話すが、新しい魅力を発見したのはフランス人だけではない。「日本人にとっても衝撃の書。過去にこれだけの量をカバーしたものはないうえ、初めて知る優品もある」と立教大学文学部教授の小嶋菜温子さんは評価する。
genji01.jpg■中でも注目されるのが「幻の源氏物語絵巻」としてクローズアップされている江戸時代初期の源氏絵が多数収録されている点だ。小嶋さんらがセリエ本発売の直前に発見した米バーク財団蔵のもののほか、ベルギーの個人蔵の新資料も紹介した。実はこの絵巻、日本では長く、大津市・石山寺蔵の「末摘花」の1巻(重要文化財)だけが知られてきたが、今年、徳川美術館(名古屋市)が同じ絵巻の「桐壺」3巻(国内、個人蔵)を発見。これまでに巻物13巻と巻物をばらして絵だけを残した断簡6枚が国内外で確認され「推定40巻、最大規模200巻となれば国宝源氏物語絵巻にも迫る存在」(小嶋さん)という。相次いで発見された断簡は1980年代、パリの画商が「賢木(さかき)」6巻を31枚にばらしたものを売り出したことがわかっており、セリエ本の出版を機に、さらに2枚が最近発見された。
■台風の目は今まさにパリ。『Genji』監修者で、いまや幻の絵巻研究の最先端を走る仏国立東洋言語文化大学准教授、レジェリー・ボエール・エステルさんは「この絵巻は場面設定が大胆で特徴的。公家文化の変遷を知る材料にもなり、千年読み継がれてきた源氏物語の重みを感じる」。パリで教えられる源氏物語の魅力は格別だ。
(10月30日、産経新聞)

アコーディオンの名手、ダニエル・コランがジャズ・カヴァー集を発表フレンチ・カフェ・ミュージック・ジャズ・ミュゼット~ブルー・モンク~
■アコーディオンをメインにして演奏されるフランス発の音楽、ミュゼットを収録したアルバム『フレンチ・カフェ・ミュージック・パリ・ミュゼット』シリーズが好評のダニエル・コラン。彼がジャズのスタンダード・ナンバーをアコーディオンでカヴァーしたアルバム『フレンチ・カフェ・ミュージック・ジャズ・ミュゼット〜ブルー・モンク〜』(RES-145 税込2,300円)が12月3日にリリースされます。
■もともとフランではスウィング・ジャズの名ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトに代表されるようにジャズが非常に盛んであり、アコーディオン奏者が演奏に加わることも多くありました。ダニエル・コランも10代の頃より、ラジオから流れてくるジャズに興味を持つとともに、アート・ヴァン・ダムやトミー・グミナといったアメリカのジャズ・アコーディオン奏者に強く影響を受けてきたのだか。洒脱でエスプリの効いたジャズ・カヴァーを存分に楽しめる一枚。休日のお供にもぴったりです!
(10月29日、CDジャーナル)

X JAPAN攻撃再開2008、フランス公演詳細決定
■X JAPANのワールドツアーの初日にあたる2008年11月22日のフランス公演を目前に控え、ついに詳細が発表となった。チケットは11月10日フランス現地時間午前10時から発売となる。チケットの発売自体、通常では考えられないほど公演直前となったが、これは、X JAPAN制作運営管理委員会と、全世界で最大規模のコンサートを取り扱うコンサート・プロモーション会社との交渉がほぼまとまった事を示している。
■これまでX JAPAN制作運営管理委員会は、世界規模のコンサートツアーを行なってきたいくつかのコンサート・プロモーション会社との交渉を進めてきており、前代未聞の約100億円規模のX JAPANワールドツアーを成功させるための綿密な打ち合わせを重ねてきた。現状は明確な発表はないものの、米コンサート・プロモーション会社「Live Nation」、あるいは「AEG」のどちらかがツアーをサポートすることになりそうだ。
■マドンナ、マイケル・ジャクソン、U2…世界トップクラスの世界最大規模のコンサート・プロモーション会社のサポートを受けて、まれに見る規模のツアーを行なうことになるX JAPANだが、12月に行なわれる埼玉スーパーアリーナ2daysと赤坂BLITZカウントダウンという日本公演にも、どのようなサプライズが用意されているのか、否応がなく期待に胸が膨らんでしまう。伝説がまたひとつの現実になるまで、間もなく、である。しかしながら…フランス公演のタイトルには“FINAL”の文字が。これは何の意味を示しているのか。
(10月31日、BARKS)
□X JAPANフランス公演「FINAL〜to end our pain〜」
2008年11月22日(土) @ベルシー多目的スポーツセンター
チケット発売日:11月10日(月)フランス現地時間の午前10時




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posted by cyberbloom at 00:28 | パリ ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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