2008年05月14日

週刊フランス情報 5 - 11 MAI

サルコジ仏大統領がミャンマー政府非難 「食糧の荷下ろし妨害」
■フランスのサルコジ大統領は10日、サイクロンの犠牲者が10万人に上るとみられながら、国際社会からの支援活動を拒否しているミャンマー軍事政権を「食糧の荷下ろしを妨げている、厳しく糾弾すべき体制」と述べて非難した。主要国の国家元首で明確にミャンマーを非難したのは、サルコジ大統領が初めて。パリ市内で行われた奴隷制廃止を記念する式典で述べた。「21世紀の今日、国際社会は、国際支援を拒否する政府の下で苦しむ人々を助けることができないでいる」と、指摘した。
(5月10日、産経新聞)

ユニー、仏流通大手オーシャンからPB・商品相互供給も
■大手スーパーのユニーはフランスの流通大手、オーシャン AUCHAN と組み、自主企画(プライベートブランド=PB)商品の品ぞろえを強化する。ワインなど欧州産の商品をオーシャンから調達して国内店舗で販売を開始。オーシャンも欧州での日本食ブームを受け、ユニー商品を現地で販売する検討に入った。実現すれば国内外の流通大手が商品を供給し合う初の例となる。
■オーシャンは仏を中心に約12カ国に大型スーパーなどを展開しており、2007年度の売上高は約367億ユーロ(約6兆円)。同国ではカルフールに次ぐ2位。
GROUPE AUCHAN

一時126ドル台乗せ=騰勢衰えず、5日連続高値更新−NY原油
■週末9日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国産標準油種WTIの中心限月6月物が投機筋の旺盛な買い意欲を背景に、史上初めて1バレル=126ドル台に急伸し、同日夕の時間外取引で126.27ドルをつけて5日連続で過去最高値を更新した。これに先立つ通常取引では、前日終値比2.27ドル高の125.96ドルと、終値ベースの最高値も5日連続で塗り替えて終了した。
■原油先物はこれで6営業日続伸。この間の上げ幅は終値ベースで13.44ドル、上昇率は11.9%に達した。この日は手掛かり材料に乏しかったが、ナイジェリアをはじめとする主要産油国における生産の混乱や石油製品の需給逼迫(ひっぱく)をめぐる懸念は根強く、買い優勢の展開となった。先高観を背景に投機的資金の流入が続いており、騰勢に衰えの兆しは見えていない。 
(5月10日、時事通信)
WTI原油先物チャート
★ニューヨーク原油先物相場が最高値を連日更新。世界経済がスローダウンしている中での異常な原油高。アメリカの金融緩和によって資金が一極集中の形で原油先物に流れ込んでいるのだろう。それがコスト高など、実体経済のいっそうの疲弊を引き起こすという悪循環に陥っている。
★そんな中、小売業最大手ウォルマート・ストアーズは約7000台ある商品配送用トラックを順次、ディーゼルエンジンと電気を併用して走るハイブリッド車に切り替え、コカ・コーラ系のボトラー最大手、コカ・コーラ・エンタープライゼスも年内にハイブリッド車120台を新規購入する計画。原油高のプラスの側面は代替エネルギーへの転換を促すことだろうか。原油が上がると、株式市場では、太陽電池や風力発電など、代替エネルギー関連の株も一緒に動く傾向にある。
★また、アメリカの消費者も生活必需品以外の購入を手控えるなど、原油高に対して個人が自衛策を講じる動きが一段と広がっている。それが企業の決算にも反映されている。米マクドナルド、3月の既存店売上高が5年ぶりマイナスになり、消費者が外食費を切り詰めていることを裏付けた。外食にはガソリン代もかかるしね。一方で、米ウォルマート、2-4月期業績予想を上方修正。こちらは生活必需品志向の反映で、食費に関しても、外食費を切り詰め、食材を買って、自分で作るようになったということだろう。これまでホームエクイティローン(住宅を担保にしたローン)を使って、この世の春を満喫していたアメリカの消費たちは生活の180度転換を迫られている様子。消費至上主義者たちもこれを機に少しは節約・省エネに目覚めればいいのだが。

シャネルの5番がニコール・キッドマンからオドレイ・トトゥに!
ロング・エンゲージメント 特別版■2004年からニコール・キッドマンが続けてきたシャネルの5番の宣伝が、オドレイ・トトゥに変わることがわかった。オドレイは映画『アメリ』で世界的に注目されるようになったフランス人女優。その監督をしたジャン=ピエール・ジュネが、宣伝フィルムも手掛けるということだ。ジャン監督とオドレイは映画『ロング・エンゲージメント』でも監督、主演として息の合ったところを見せているコンビ。来年公開予定という宣伝フィルムでも、また新たなオドレイの魅力が引き出されることが期待される。ちなみにオドレイが手にする契約金の方もばく大なものになるらしく、少なくとも8億円以上ともいわれている。一方、現在妊娠中で今年41歳になるニコールの方は、映画『ステップフォード・ワイフ』『奥さまは魔女』など最近の主演映画がふるわなかったことなどもあり、ニコール没落かとの声も出ている。
(5月9日、シネマトゥデイ)
Chanel 5 CM with Nicole Kidman

HASYMOがカンヌ参戦、「TOKYO!」エンディングテーマ
■細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏によるテクノグループ「HASYMO」(ハシモ)が日韓独仏合作映画「TOKYO!」(晩夏公開)のエンディングテーマを手がけることが5日、分かった。同映画は東京を舞台に、フランスのミシェル・ゴンドリー監督、レオス・カラックス監督、韓国のポン・ジュノ監督がメガホンを執ったオムニバス。映画は15日、カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映される。カンヌ国際映画祭「ある視点部門」の出品も決まっている世界的な話題作に、日本を代表するテクノグループが音楽で参戦することになった。映画「TOKYO!」は「ポンヌフの恋人」のカラックス監督、「恋愛睡眠のすすめ」のゴンドリー監督、韓国歴代NO1興収「グエムル−漢江の怪物−」のポン監督がそれぞれメガホンを執り、加瀬亮、香川照之、蒼井優ら日本人キャストが出演した。
■3本の映画の音楽はそれぞれ監督の裁量に任されているが、全体をまとめるテーマ曲を作ろうと、アーティストを人選。80年代にYMOとして世界で活躍し、04年にHASYMOとして活動を再開した3人に白羽の矢を立てた。製作サイドでは「東京発の世界的なアーティストということで、ハシモの3人に依頼した。映画の監督も3人、ハシモも3人ということで、ピッタリとはまった」と話している。楽曲はインストルメンタル「Tokyo Town Pages」。3人共作で書き下ろし、坂本がミキシングを手がけた。ハシモらしいテクノサウンドに、プラットホームでの入線案内の声など東京のノイズを織り交ぜたもの。ハシモの3人は製作途中の映像を見ながら、イメージを膨らませていったという。
(5月6日、スポーツ報知)



★commented by cyberbloom

rankingbanner_03.gif
↑ライターたちの励みになりますので、ぜひ1票=クリックお願いします!

FBN22.png
posted by cyberbloom at 11:42| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊フランス情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする